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さあっ、お待たせしました。羽衣伝説。三保といえば『羽衣』これをのぞいて三保は語れないわ。
えっ、一体いつ羽衣の話になるか心配してたって。前座が長かったかな。海のむこうの松の洲浜の風景に心奪われたのは人間だけではないの。天女の私達だって、仏様にごいっしょさせていただいてここを知ってから、あんまり素敵な所で、それから、遊び来るようになったのよ。ここの景色も、天の世界のようだわ。



あっ、私。自己紹介がまだだったわね。私は天女。驚いた。普段は天の世界に住んでいるの。私達は仏様にお仕えして、楽器を奏したり、香をたいたり、お花を散らしたりするのが仕事なの。舞い遊んでいるように見えるけど、結構忙しいのよ。天には人の世界のように偽りや疑いもなくて、それは、良い所なんだけれど、時々考えちゃうの。人間の女の子のように、恋もしてみたい。人の情愛も感じたい。羽衣をはずして、水浴びだってしたい。羽衣をはずせば、普通の女の子になれるから、人間の若者とデートも出来るけど、空気の綺麗な所でないと生きられない。それに気持ちが汚れてしまうと、天へもどれなくなってしまうのよ。それで、三保のほかにも、風景の美しい場所や神聖な所を選んで、慎重に私の先輩やお友達も下界へおりたったわ。昔の日本の人はお米をとても大事にしたから、稲むらの上にも降りられたの。この近所では、富士の比奈の里、それから、三保からほど近い宇渡浜へ遊びに来ているわ。比奈の里に降りたのはかぐや姫。宇渡浜は宇渡浜天人といって、『天の羽衣神社』というお社だってあるのよ。どちらも平安時代から有名な天女なの。駿河は、富士山に近いから特別に降りやすかったけれど、ここだけではなく、丹後、近江、沖縄と全国津々浦々、いろいろな場所に降りて、下界の男性と恋に落ちたり、子供を作ったり、はたまた、神様になってお社に鎮座したり、それはそれは様々な人生を辿ったの。でも三保の松原に降りた私の先輩の天女のお話が一番有名なのよ。えー、三保の天女の話を聞いたことがないって。本当なの。日本の国の人達は長い間、私達のお話を大事してくれていたのに、さみしいなあ。有名な日本画家は三保の富士や『羽衣』を必ず描いたほどなのにね。 


それでは、私が教えてあげる。いーい。よおく聞いてよね。 
 三保の松原は蓬莱山、穀聚山と呼ばれる富士山の真下にあるの。地上世界で、富士山は天に一番近い所だから、私達もよく降りて来ているのよ。三保の松原はその富士の神様が一夜にして海中に出現させた洲浜なの。天への入り口よ。やがて井水が湧き草木が生じ松の洲となったの。天国と同じように空気が澄んでいて、静謐なところだから私達天女は遊びに来やすいのよ。海の水も綺麗だし、富士山はすぐだし、リフレッシュするのには最高
なの。富士と三保の松原は海原をはさんで一つの宇宙を造っているのよ。絵の構図の対として数が多いという事以上に日本人の宗教観を反映している。ちょっと難しいけど一番大事な事なの。