みほちゃんの羽衣村研修
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三保の松原・富士山のポイント



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富士のポイントを紹介しながら、現在の三保の松原の紹介をするわね。
写真提供 窪田 敏氏
現在の三保の海

たくさんの三保の富士を紹介したけれど、今年からこの景色は見られなくなってしまったの。なぜって、浜がなくなってテトラポットを大量に投入し始めたからなの。白砂青松とうたわれた浜辺にテトラポットがるいるいと入って私は泣ききれないわ。いったい天女達はどこへ降りていったらいいの。
安倍川という川が静岡市にあるけれど、ここの土砂を昭和三十年代に大量に東京へ運んで土砂の需要と供給のバランスが崩れたのが一番の原因難だって。高度成長のつけを今、三保の松原が穴がっているの。人間は利便性だけを追い求めて、ついに浜さえも滅ぼしてしまったのよ。日本らしい風土は猛烈な勢いで滅びているわ。だんだん傷ついたままの景色に慣れた子供たちが増えていくけれど、このホームページを見てくれた人たちはせめて、もっと美しかった三保を忘れないでね。美しい海の戻る日がくるといいね。


あとがき

 これで羽衣村研修の章は終り。小さな半島の風土や歴史だけど、日本を象徴する内容が多い事分かってくれるかなあ?風景っていうと自然の賜り物で、人間がお金を注ぎ込んで作ったものではないけれど、その風景が伝説を呼び、伝説が人を呼ぶ。そこから絵が出来歌が生れ文学・文芸が育つ。人間の心を育んだことを分かってほしいの。       
 美術館に入っている名画を見て何がいいのか分からなくても、お金に換算すると納得する人も多いよね。でもその名画を生んだ風景はただと思っている人のほうが多いみたい。
ただではなくて、どんなにお金を積んで作れないって思った方がいいと私は思うの。一度日本の名勝を人間が作るためにどのくらいの費用が掛かるか試算してみたら、人間も名勝の有り難さに気付くかな。富士山の前に作られた松の洲をみて浄土を思い浮かべる人と、松の洲なんかあっても貧しさしか感じられない人とでは、どちらがいい悪いは言えないけれど、浄土と思った祖先の人達のほうがささやかではあっても立派な幸福感はもっていたのかもしれないね。
 三保の羽衣伝説っていうと謡曲『羽衣』という文芸作品で脚光を浴び一躍有名になっただけと思っている人も多いけれど、富士の懐にある清見潟という風土。三保の松の洲という特殊な地形。(龍の伝説も持ち、白龍はその化身ともいえる。)東海道という大動脈が目の前という地の利点。しかもその空間の中に、富士宮の浅間神社、興津清見寺、三保の御穂神社、宇渡の久能寺という精神の拠り所がある。天の浄土・海の浄土があり、飛天と羽衣伝説が結びついた所。それが三保の松原。日本人が一番美しい羽衣伝説を心に描くのにはこれ以上にふさわしい所はなかったし、その背景は日本人の深層心理に関わってくる。 三保に限らず、名所旧跡といわれるところには、日本人の心の歴史が刻まれ積み重なっている。心を躍動させて楽しむより、自然や風物を見て心を癒す所かな。それを感じなければその場所の光は見えない。観光って光を観る(みる)って書くでしょう。女の子が、難しいお話をすると嫌われちゃうから今日はちょっと、ふざけちゃったけど、本当は真面目に資料集を作りたいと思っているの。でも、ちょっとこちらは大仕事。資金もないからどうしていいか分 からないけど、何か、お知恵があったら是非アドバイスしてね。