**お願い**


◆名勝鎌ヶ崎をご存知ですか。

富士山の眺望地として有名な三保の羽衣海岸。大正十一年には天の橋立とともに国指定名勝と指定されています。羽衣海岸の中でも遠景の富士と近景の松とが美しい調和をなす場所が鎌ヶ崎でした。三保の富士の美を生涯追い求めた和田英作画伯がキャンパスを広げたのもこの付近です。その美しさゆえ、三保の松原が国指定名勝の指定を受けた時、その記念の石塔がここにも建てられたのです。今でもこの場所が絶景であることに変わりがないのですが、堤防が築かれ、藪のようになった松が視界を遮り、草ぼうぼうとなった荒れ果てた松原に国指定名勝と彫られた石塔や記念碑が建つ姿は、無残で心が痛みます。防波堤を除き昔の自然な松原に戻すことは絶望的だとしても、松原の整備や草取りをして出来るだけ清浄な環境にすることなら、私たちにも出来ると考えました。そこで、私どもNPO法人三保の松原・羽衣村では草取りから始めることにしました。だれにでも出来る奉仕活動です。今、いっしょに作業してくださる方を募っています。鎌ヶ崎の美化に心を寄せてくださる方。どうぞ、参加してください。

 

三保の松原 羽衣海岸・名勝鎌ヶ崎の再生プロジェクト

草取りボランティア大募集

◆参加の方法

***お近くの方(もちろん遠くの方でも) 一人で参加出来ます。

毎週水曜日と土曜日の9時から11時に草取り活動をしています。(雨天の場合はお休みです。)道具はありますので、軍手を持って鎌ヶ崎に来てください。作業の時間は30分から1時間程度、皆さんの体調やご都合のあわせて9時から11時の間に参加していただければ結構です。手が動いていればおしゃべりしながらで大丈夫。所定の袋に土や砂を取って草を入れてください。散歩の途中の参加も如何でしょうか。ちょっと参加してくださるだけでも助かります。

***グループで参加してくださる方***

参加する皆さんのご都合の良い日にち、時間を教えてください。整備の場所にご 案内します。車の台数の多い場合には事前にご相談下さい。草取りの道具、とった 草の処理袋は当方で用意します。軍手だけは用意してください。とった草の土 や砂をきれいにして、袋に入れてください。

せっかく三保までいらしたのです。作業後は是非羽衣海岸を散策して三保の浜 辺の良さを感じてください。天気がよければ、最高の眺めです。ピクニックがてら、いらしていただけば、整備活動も楽しいものとなるはずです。

◆整備の仕方

作業内容は草取りです。30分から1時間で良いので徹底した草取りをお願いします。軍手は必ずしてください。一人の作業範囲は、松を中心に、あるいは自分の立っている場所を基点に半径1メートルくらいが草取りの目安です。その際、表面の葉の部分だけもぐのではなく、必ず根から丹念に取ってください。この丁寧な作業が肝心です。草の根は、牛蒡のような太さと長さになり松を巻いているものもあります。松のためにも良くありません。出来るだけきれいに取り除いてください。この作業は単純ですが、やってみると案外重労働で根気のいる作業です。(大地と相撲取りをしているみたいです。)無理しないように注意して、大変と感じた方は30分程度の作業としてください。30分程度の作業でも丁寧に根を除去してくだされば、大変有難いのです。この整備を繰り返し行うことにより、やがて草の生えにくい環境となり、清浄な松原が維持されやすくなります。地味な作業ですが、大勢の皆さんの力が繰り返しここに注がれれば、小さな力が繋がって大きな輪(和)となり、必ず美しい鎌ヶ崎がよみがえるはずです。皆さんの作業の成果は、羽衣村のホームページで公開していきます。小さな力でも、少しずつ、多くの人々の力を結集し、それを息長く持続すれば、必ず目に見える成果となってあらわれます。再び天女が舞い降りる浜辺となりますよう皆さんのお力を貸してください。

◆活動発表

この整備活動はボランティアなのでお礼はありません。簡単な整備のしおりの配布。道具の貸 し出し、とった草の処理は当方で致します。軍手だけご持参下さい。宜しければホームページ で皆さんの活動の様子を発表させていただきます。また、整備の途中経過をご報告し作業の成 果がわかるように、整備の状況をアップします。

 

羽衣海岸の景観は日本の原風景そして世界の宝物

その羽衣海岸でもとりわけ絵になる景観美の絶景ポイントが名勝鎌ヶ崎です。

アラスカから三保を訪れたお客様がいました。私が「オーロラが見えますか。見てみたいものですね。」といったら、彼女はにっこり笑って「ええ、見えます。でも私はこの富士が見たくて日本に来ました。三保の富士に憧れていました」とおっしゃいました。富士と松と海。私たちにはあまりに当たり前のもの。でも、この景観は、世界にも稀なものなのです。美しい三保の浜辺は、古来より多くの人々の魂を魅了してきました。たくさんの芸術、絵画や文学、音楽や芸能が生まれました。日本美の源泉というに相応しい景観です。美は霊峰富士そのものでもありますが、漫々とした海原、どこまでも広がる天空。翡翠のような松の緑、ゆったりと伸びる田子の入り江。それに続く浮島、箱根から伊豆半島。この浜辺に、陽光、月光が光りを奏で、時空を越えたえもいわれぬ別天地を私たちに再現して見せてくれます。自然、心に詩情が生まれ、天への憧れを育てました。鎌ヶ崎の景観は「羽衣の松」とともに、三保の松原、羽衣海岸の中でも特別な尊い場所です。何とかきれいに再生したいものです。天女も魅了した浜辺です。

◆鎌ヶ崎 集合場所のご案内

 羽衣海岸 鎌ヶ崎 名勝保存会道具小屋前 (トイレの横です。)

 

この事業は(財)静岡県グリーンバンクから支援をいただき、
三保の松原名勝保存会の協力のもとに行うものです。

NPO法人三保の松原・羽衣村
〒424−0901 清水区三保1282−1  連絡は出来るだけメールでお願いします。
メールアドレスokami@hagoromo-hotel.co.jp
電話054−334−1236/(FAX)334−0123